そごう・西武存続の危機?、丸井は百貨店?など


セブン&アイHD/18 百貨店、存続の危機毎日新聞

セブン&アイHDのそごう・西武が苦境に立たされているのはある程度周知の事実だ。この記事にある鈴木会長の退任後、さらにグループ内で厳しい状態にあるという話もある程度わかっていたことだ。

ただ、さすがに関西店舗の譲渡がそごう・西武の社長にまで知らされていなかったとうのは驚きだ。本当にサラリーマン社長という言葉が似合う。

それはそうとこの記事の冒頭で西武福井店の従業員が駅前でチラシを配っているということが述べられている。どうしてこういう効率の悪いやり方をするのだろうか…そしてこれを報じる側も美談のように語るのは辞めて欲しい。

人件費の高い人間にこういう機械的なことをやらせてなんの意味があるのか…アルバイトを雇ってやらせるのならともかく…

この仕事を従業員がやるということはこの人達の普段やっていた仕事は、ビラ配り以下の能率でしたという証明となってしまう。事実そうかもしれないが、そうだとしたら本業の仕事で売上を上げる方法を考えて欲しい。

こういうビラ配り等は結局、会社の偉い人が喜んだり、体外的に苦労しているという同情は買えるかもしれないが、何の意味もなさない。

 

丸井はもはや「百貨店では無い」8期連続増益の理由 | ZUU online

この記事は事実誤認が多い…そもそも丸井は百貨店ではない

百貨店とは経済産業省によると「衣・食・住の商品群の販売額がいずれも10%以上70%未満の範囲内にあると同時に、従業者が常時50人以上おり、かつ売り場面積の50%以上において対面販売を行う業態」としており、丸井は売上の殆どを衣料が占めている。日本百貨店協会にも属していない。

もちろんこんな定義には何も意味はなくて、インターネットでは”万”を超える商品が買える自体、”百”という種類はかなり少ない。色んな商品を並べている百貨店より、衣料を百貨揃えている丸井などのショッピングセンターのほうが百貨店に映っている可能性はある。

もう1点上記記事では丸井はフィンテック事業を伸ばしているとあるが、丸井がやっているのは単純なクレジットカードビジネスである。それをフィンテックと言ってしまうと進歩がなくなってしまう…

 

ここにもAI 横浜銀行 高島屋横浜店 :日本経済新聞

先週も高島屋のAI導入について書いたが、今週も同じようなAI関連の記事が。店内等にカメラ・センサーを配置、各飲食店の待ち時間をデジタルサイネージで表示するというものだ。

これの精度にもよるのだが、うーん…という感想はやっぱりある。もちろんこれから様々AIを導入していくステップなのかもしれないが。

百貨店の強みはやはりお客様への提案力なのだから、店内の買い回りや、買い物履歴から品揃えを決めていくという、人の勘に頼らない店作りに活かしてほしい。

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