百貨店4月売上高大手4社ともプラス、お客さん参加型イベントについてなど


5月第1週の百貨店ニュースまとめです。

まずはこちら

百貨店4月売上高、4社ともプラス 18カ月ぶり、株高や訪日客が牽引 | JAPAN style 訪日ビジネスアイ

大手百貨店4社が5月1日発表した4月の既存店売上高は、前年同月比0.8~2.9%増だった。4社ともプラスになったのは平成27年10月以来、1年半ぶりとなる。

インバウンドの好調に加え、春物衣料が好調だったようだ。インバウンドは全体に占めるシェアはまだまだ低いものの、旅行者数は年々増えており、インバウンド需要をの刈り取りが重要となる。

人口は首都圏以外は減少する一方、首都圏でも増加は2020年ごろまでと見られている。一方現在約2000万人の訪日外国人旅行者数は、政府は年間4000万人を目標にしており、現実に旅行者数は増え続けている。

旅行者数が増えている限り、インバウンドの売上が伸びることはある意味当然であり、プラスかマイナスかではなく、どれだけ売上を伸ばせられるかが重要となってくる。

小売業というあまりにドメスティックな産業ではあるが、海外に店舗を構える百貨店もある。これからの戦略に注目したい。

 

5月5日 女子高生が牛刀振るい、マグロ解体ショー 大阪の百貨店:朝日新聞デジタル

マグロ解体ショー云々というよりも、お客さん参加型のイベントというのは増えていくべきではないかと管理人は考えている。SNSやインターネット放送などの隆盛の一つの要因にインタラクティブ体験というのが挙げられる。

自分自身がそのコンテンツに入り込むことで一緒に作り上げる達成感を味わえるのだ。Twitterであれば芸能人・有名人にリプライを送ることで会話ができたり、新しい情報が手に入ることもある。インターネット放送であれば自分のコメントが放送の内容を変えることだって十分にありえる。

百貨店での労働環境というのは必ずしも素晴らしいものではない(もちろん企業・場所によるが)。土日出勤、クレーム対応、そもそも業界自体が斜陽となっているため、売上確保に四苦八苦しなければならない。

それでも「百貨店で働いている」というのはある程度華やかな世界で働いているという意味に繋がる。そういった体験をできるだけ多くのお客さんにしてもらう、できれば若い人たちにやってもらうことで、リクルートにも売上にも長い目でみれば繋がるのではないのかと考えている。

最後は以下のニュース

ゾゾタウン、三越伊勢丹超えの下剋上…もう服が売れない百貨店、存在意義消失の危機 | ビジネスジャーナル

こちらは少し古い記事だがいかにZOZOTOWNが好調かががわかるはずだ。百貨店の敵はもう百貨店ではない。消費者が何を求めているのか、考える材料になるはずだ。

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