販売員が全員スタイリストに!今年のコートはスタイリングで打ち出します(そごう・西武)


気になる百貨店ニュースがあったのでひとつ

-11月7日 販売員が全員スタイリストに!今年のコートはスタイリングで打ち出します(そごう・西武)

衣料品の不振に苦しむ百貨店、冬のコートは単価も高く冬の大きな売上・利益減と思われれ、各社毎年販売に力を入れている。今年のそごう・西武はそのコートを単品で販売するのではなく、販売員がスタイリストとして、トータルコーディネートで販売するとのことだ。

洋服を購入するチャネルは現代はあまりに多様であり、対面販売のメリットは手続きとしての販売ではもちろんなく、マネキンに着せてある流行りものを売るだけでもない。

・流行りものがどれかだけでなく、そのお客様にとって何が似合うのか

・お客様の持っている服とどう合わせて着ればいいのか

・どういった場面で着ればいいのか

などなど、コンサルに近い販売手法が求められている。

トータルコーディネートという意味では

【最も早くオシャレになる方法】現役メンズファッションバイヤーが伝える洋服の「知り方」/ Knower Mag

WEAR

といったサイト・アプリを使用すれば、トータルコーディネートで一式、または似たような服で安いものトータルコーディネートを提案してきてくれる。

これらのサイト・アプリの利用で、ある程度のファッションのレベルには簡単に達することができる。しかし、”今”の技術では個人の好みやその人に合った色合いを提案することまではできない。だから一人ひとりに合ったコンサルを可能にしている百貨店はまだある程度の強みを持っているはずなのだ。ファストファッションはもちろん、セレクトショップのブランドでは個人個人への深いアプローチを可能にできるほど客数は少なくないと思われる。

 

こういったことはもちろん業界では当たり前に考えられているとは思うが、改めてこういったプレスリリースを見ると、ほんとに大丈夫なのか?と感じてしまう。もちろんこれまでやってきたことを更に強化するのかとは思う割れるのだが・・・

最旬アウタースタイル50選|西武・そごう

この特設サイトをみても今までの提案方法と大きな変化は見られない。

あと気になる点は、このプレスリリースでは「販売員全員が」と銘打っている。全員ができるようにどういった施策を社内で講じているのか、また自主商品含む約60ブランドと言うのはどの範囲のブランドなのか、消化仕入れのブランドともがっちり取り組んでいるのか。

この冬、どういった結果が出るのか楽しみである。

 

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