2016年11月のデパート情報百貨記事一覧

11月第4週百貨店ニュースまとめ


2016年11月第4週の百貨店ニュースのまとめです

 

11月24日 

髙島屋が、NTTドコモ「dショッピング」に出店

 

髙島屋は、11 月 24 日に、NTT ドコモが展開する総合通販サイト「dショッピング」へ出店した。dショッピングでは、それぞれの時期・季節毎のオケージョンなどに合わせて、タカシマヤオンラインスストアで人気の商品をセレクトし、バラエティ豊かに展開していく。スタート時には、これから需要の高まるお歳暮ギフトの他、おせち料理など約 240 種類を取り揃えた。

 

11月25日 三越伊勢丹が、世界最大の流通総額を誇るアリババグループに11 月 25 日(金)・ブラックフライデーより本格展開

三越伊勢丹グループの独自商品を中心に商品を取りそろえている。ファッション衣料、雑貨、化粧品、食品およびリビング用品などから取り扱いを開始。日本ブランドは随時追加していく。

今後は、修理加工といったアフターケア、商品を体験できるポップアップショップなど、中国のグループ店舗ネットワークを生かしたサービスを提供する予定。

 

「ブラックフライデー」日本の大手も導入の動き どれくらい安い?

米国でクリスマス商戦へ向けた大規模な安売りセールとして知られる「ブラックフライデー」が2016年11月25日、日本で始まった。

このニュースに関して百貨店に関する情報が入ってこない。百貨店はここ10年ほど、セール時期に関して毎年揉めている。各百貨店、各ブランドいつからセールをスタートするのか全く揃っていないのだ。昨シーズンの冬のセールに関しても元日からセールスタートの百貨店もあれば、2日スタート20日前後にスタートという百貨店が入り混じり、さらに百貨店内でもスタート日が揃っていなかった。

11月末にセールを始めるのは得策ではないが、こういったブラックフライデーというような言葉で、お祭りムードを業界で作り出すのが大切である。

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全国百貨店2016年10月売上速報が発表されました!


全国百貨店売上高概況が日本百貨店協会より発表されました。売上は以下のようになっています。

全国百貨店2016年10月売上

売上高は約4,755億円で店舗調整後で前年比ー3.9%だった。

商品別で見ると、衣料品は6.5%減。改善傾向にはあるものの、紳士服(-5.4%)、婦人服(-7.1%)に未だ課題が残る。化粧品は好調を継続しており、5.4%増で19か月連続前年を上回った。

営業日数増減は30.9日(前年同月比 ±0.0日)で 、土・日・祝日の合計は11日(前年同月比+1日/日曜1日増)。

免税総売上高は約149億9000万円(前年同期比13.2%減)となった。2013年1月から39か月ぶりのマイナスとなった4月から、6か連続の前年割れとなった。

一般物品売上高は約101億1000万円(24.7%減)、消耗品は約48億8000万円(27.4%増)。購買客数は、約25万2000人(8.6%増)、一人当たり購買単価は約5万9000円(20.0%減)となった。

外国人旅行者は増加傾向にあるため、客数は増えているが、客単価が全く取れていない現状だ。

免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、香港、韓国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシアの順となる。

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11月第3週百貨店ニュースまとめ


11月第3週の百貨店ニュースのまとめです

-11月11日 株式会社三越伊勢丹ホールディングス17年3月期 第2四半期決算説明会資料

三越伊勢丹から第2四半期決算説明会資料を公開した。

www.irwebcasting.com

上記サイトから動画でも確認できます。経営課題として

①百貨店に依存した売上・利益体質

②支店地域店のLCCコストが大きく、成長投資が低減

③成長事業拡大に向け、人件費を含めた販管費が増加

それに対しての戦略として

①百貨店としての構造改革

②企業としての事業ポートフォリオの変革

百貨店業界が脱百貨店を10〜20年程度叫び続けているがまだ達成されていないようだ。これからの戦略として事業ポートフォリオの変革がある。Jフロントリテイリングもそうであるが、別事業を広げ、企業としてのポートフォリオをもっていくことが一つの正解かもしれない。

 

-11月15日  J.フロントリテイリングが「IR優良企業賞」を受賞

J.フロントリテイリングは、2016 年(第 21 回)「IR 優良企業賞」(主催:一般社団法人日本 IR 協議会)を受賞した。Jフロントリテイリングとしては、初めての受賞。

IR(あいあーる)とは - コトバンク

 

-11月17日 西武所沢店食品売り場食品売り場リニューアル

大型店舗の改装のニュースをよく聞く中、首都圏ではあるが西武所沢店という中型店舗での改装だ。首都圏、郊外に流れていく顧客を百貨店の客数集めの役割を持つ、食品売り場をリニューアルする。

「できたてを、毎日ココで。」というコンセプトでパン屋を、さらにはビールをちょい飲みできる売り場も持つ。「新発見を、毎日ココで。」というコンセプトでお酒とグルメの売り場を開く。好きなお酒を好きなだけ購入できる「量り売りステーション」
や、味を確かめられる「テイスティングバー」など、お酒のある生活・コミュニケーションを提案する。

 

10月の 営業報告もいくつか出ています。

Jフロントリテイリング

高島屋

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販売員が全員スタイリストに!今年のコートはスタイリングで打ち出します(そごう・西武)


気になる百貨店ニュースがあったのでひとつ

-11月7日 販売員が全員スタイリストに!今年のコートはスタイリングで打ち出します(そごう・西武)

衣料品の不振に苦しむ百貨店、冬のコートは単価も高く冬の大きな売上・利益減と思われれ、各社毎年販売に力を入れている。今年のそごう・西武はそのコートを単品で販売するのではなく、販売員がスタイリストとして、トータルコーディネートで販売するとのことだ。

洋服を購入するチャネルは現代はあまりに多様であり、対面販売のメリットは手続きとしての販売ではもちろんなく、マネキンに着せてある流行りものを売るだけでもない。

・流行りものがどれかだけでなく、そのお客様にとって何が似合うのか

・お客様の持っている服とどう合わせて着ればいいのか

・どういった場面で着ればいいのか

などなど、コンサルに近い販売手法が求められている。

トータルコーディネートという意味では

【最も早くオシャレになる方法】現役メンズファッションバイヤーが伝える洋服の「知り方」/ Knower Mag

WEAR

といったサイト・アプリを使用すれば、トータルコーディネートで一式、または似たような服で安いものトータルコーディネートを提案してきてくれる。

これらのサイト・アプリの利用で、ある程度のファッションのレベルには簡単に達することができる。しかし、”今”の技術では個人の好みやその人に合った色合いを提案することまではできない。だから一人ひとりに合ったコンサルを可能にしている百貨店はまだある程度の強みを持っているはずなのだ。ファストファッションはもちろん、セレクトショップのブランドでは個人個人への深いアプローチを可能にできるほど客数は少なくないと思われる。

 

こういったことはもちろん業界では当たり前に考えられているとは思うが、改めてこういったプレスリリースを見ると、ほんとに大丈夫なのか?と感じてしまう。もちろんこれまでやってきたことを更に強化するのかとは思う割れるのだが・・・

最旬アウタースタイル50選|西武・そごう

この特設サイトをみても今までの提案方法と大きな変化は見られない。

あと気になる点は、このプレスリリースでは「販売員全員が」と銘打っている。全員ができるようにどういった施策を社内で講じているのか、また自主商品含む約60ブランドと言うのはどの範囲のブランドなのか、消化仕入れのブランドともがっちり取り組んでいるのか。

この冬、どういった結果が出るのか楽しみである。

 

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11月第2週百貨店ニュースまとめ


11月第2週の百貨店ニュースのまとめです

11月9日 ISETAN The Japan Store Kuala Lumpur 10月27日(木)クアラルンプールにオープンいたしました

先週もこの記事は書いたが、三越伊勢丹ホールディングスは、クールジャパン機構と共同で、「ISETAN The Japan Store Kuala Lumpur」を10月27日(木)に、マレーシアのクアラルンプール中心部にある商業施設LOT10内にオープンした。

この出店が単純な利益確保だけでなく、アジアでのマーケティングに活かし、観光客へのアプローチへとつなげるものとなって欲しい。

 

-三越伊勢丹クリスマススペシャルムービーを公開

三越伊勢丹によるクリスマスムービー。こういった動画を頻繁にYoutubeにあげており、ある程度のお金をかけているのを見ると、ファッションの伊勢丹を自負しているだけはあるなという感想である。

こういったことに惜しまずお金をかけることで会社として、ファッションに力を入れられるのだろう。

 

-12 月 1 日(木)に「ニトリ」が出店「タカシマヤ タイムズスクエア 南館」グランドオープン

12 月 1 日(木)、髙島屋が所有し、東神開発株式会社(以下、東神開発)が管理・運営を行なう、新宿「タカシマヤ タイムズスクエア 南館」の 1~5 階に、家具・インテリア・生活雑貨を取り扱う「ニトリ」が出店する。それに伴い「タカシマヤ タイムズスクエア 南館」のリニューアルが完成、同日グランドオープンする。

高島屋はすでに港南台店(横浜市)にもニトリを出店させており、集客方法を模索している。少し前の記事だが、以下のURLの記事も読んでみるといいかもしれません。

高島屋がニトリをテナントに取り込んだ理由 | 百貨店・量販店・総合スーパー | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

-11月11日 在庫衣類3.3億円を不当返品 Jフロント系 :日本経済新聞

公取委によると、JFRオンラインは2014年6月~15年12月、「大丸・松坂屋通信販売カタログ」などで注文の受け付けを終えた衣類など計約3億3300万円分の在庫品を、製造を委託していた被服メーカー13社に不当に返品した。下請法は商品に欠陥があるなど業者側に責任がある場合を除き、返品や下請け代金の減額を禁じている。

つまり、オンラインで販売している商品の販売期間が終了したものをメーカーに返品したことが問題なのである。百貨店は消化仕入れというビジネスモデルを長年やってきており、Jフロントリテイリング(大丸松坂屋)はそのやり方から脱却しつつあるとは言え、こういったニュースを聞くと、その考えは根強いのかもしれない。

 

来年のお正月の福袋の発表もいくつかありました。

高島屋の福袋

東武百貨店の福袋

もうそんな季節ですね。福袋は損すると思われがちですが、そんなこともありません。毎年の名物にするには毎年消費者の期待に答えなければなりません。適当なものを販売した瞬間、翌年全く売れなくなります。好みに合うかは別としてある程度の商品の質は担保されると考えてもいいと思います。 

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11月第1週まとめ


11月第1週のまとめです

-10月27日 三越伊勢丹HD、クアラルンプールの新型店開業 :日本経済新聞

三越伊勢丹ホールディングスは27日、マレーシアの首都クアラルンプールに“日本”を全面に打ち出す新型店「ISETAN The JapanStore Kuala Lampr」を開いた。

 

-11月1日 三越伊勢丹、アリババに出店へ 日本の百貨店で初:朝日新聞デジタル

三越伊勢丹ホールディングスは中国通販最大手のアリババグループが運営する通販サイト「天猫国際」に出店すると発表した。日本の百貨店が同サイトに出店するのは初めて。今月下旬より本格参入する予定。

「爆買い」というキーワードが昨年までは象徴的だったが、今年の百貨店業界はマーケティングし、自ら売り込み、受身の姿勢から、攻めに転じるニュースが続いている。

(プレスリリース)

 

-11月2日 高島屋、アップルペイを導入 関東で11月2日から :日本経済新聞

高島屋はiPhoneの決済サービス「アップルペイ」を導入する。日本橋店をはじめ主に関東の店舗で、食料品売り場などで利用できるようにする。

百貨店のTポイントカードやポンタカードなどのポイントカード導入のニュースに続き、今度は決済方法の選択肢が増えた。

高島屋でご利用いただけるモバイル決済はこちら | タカシマヤ

 

-11月3日 「ALTA THEATER」を11月3日(木・祝)にオープン

株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインは新宿アルタ7Fのスタジオアルタ 跡地を活用し、新たに「ALTA THEATER(アルタシアター)」を2016年11月3日(木・祝)にオープン。アルタシアターは、最新鋭の3D上映システムを活用したムービー上映を はじめ、各種イベント・ライブなどが実施可能なエンターテインメントマルチスペースとなる。

 

-11月4日 

コンサ昇格で「栗菓子」 さっぽろ東急百貨店、決定翌日に配布

さっぽろ東急百貨店は、サッカーJ2北海道コンサドーレ札幌がJ1昇格を決めた翌日の午前10時から、縁起物の「勝ち栗」にちなみ、栗を使った焼き菓子を先着500人に振る舞う。コンサドーレは最短で6日にも昇格が決まるが、6日の徳島戦は逆転負けを喫し、昇格は持ち越しとなった。

今年は北海道日本ハムファイターズの日本一など、北海道に明るいニュースが続く。こういったイベントごとに便乗するのではなく、率先してお祭りムードを作って地元を盛り上げることを百貨店が率先してできるかが支持にもつながると思われる。

 

また各社百貨店の10月売上速報が発表されている。

高島屋10月売上速報

Jフロントリテイリング10月売上速報

高島屋は前年比-4.0%、Jフロントリテイリングの百貨店事業部では前年比5.0%となっている。

 

11月第一週も9日(水)スタートの催事が多いです!

11月9日スタート催事催事一覧

11月に入り、多くの百貨店の催事場ではお歳暮の受付センターとなっています。

毎年、決まったものを送るのもいいですが、たくさん試食して、いろんな名産に触れるいい機会でもあります。同じものを送るのであればネット申込はいかかでしょうか。お歳暮の受付で毎年行列に並んでいる方はネットで待ち時間0にすることも可能です!

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